クセ者社員の話。嘘みたいな私と友人の実体験。

2019年4月スタートのTBS火曜ドラマ「わたし、定時で帰ります。」が面白そうなので、私が実際に体験したり聞いたことのあるドラマに出てきそうなクセ者社員のエピソードを書いてみました。働き方改革が叫ばれる昨今、職場では旧来のサラリーマンの考え方と若者の価値観との違いにより、さまざまな摩擦が生じています。ただ、下に上げるエピソードは価値勘違い以前に人間性の問題ではあるのですが。

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無能な教育係

私が働き始めて間もない職場での出来事。報告書を作成して私の教育係の人に確認してもらったところ、何点か修正を指示されました。修正内容にやや違和感を感じながらも、ここではこういうやり方なんだなと思い、一字一句言われたとおりに修正しました。

修正した報告書を上司(教育係より偉い人)に提出したら、上司にまた何箇所か修正を指示されてしまいました。よく見ると、上司に指摘された箇所は、なんとすべて先ほど教育係の人に言われて直した箇所だったのです。それを横で見ていた教育係は私に「やっぱり。だから言ったでしょ?」とわざと上司に聞こえるように言うのです。

いったい何を言っているのでしょう。私はさっきあなたに言われた通りに直したのですが。自分の非を認めないどころか、ちゃんと指示をしていたと上司にアピールまでするとは。これではまるで私が教育係の指示を無視したみたいではありませんか。

結局、報告書は私が最初に作った何も修正をしていない状態にして再度上司に提出したところ、難なくOKをもらいました。無能な教育係のせいで完全に無駄な作業をしてしまいました。それどころか上司に誤解までされたかもしれません。

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手柄を奪う上司

これは私の友人の上司の話です。友人が企画したプロジェクトが大成功し、会社が莫大な売上を得ました。プロジェクトの実行も友人がほぼ1人でまわしており、完全に友人の手柄のはずでした。ところが年に一度の社長表彰を受賞したのは友人の上司だったのです。

そのプロジェクトは友人の部署全体の成功ということで、表彰式では代表としてその部署長である上司が登壇するのは会社の仕組み上仕方のないことなのかもしれないと思ったそうなのですが、上司の受賞スピーチでは、あたかも自分が立ち上げて成功させたプロジェクトであるかのように自慢げに話していたそうです。さらにスピーチでは友人の名前も存在も一切話さなかったとのこと。せめて〇〇さん(友人)のおかげですと一言あって然るべきです。どうやらその上司はプロジェクトは自分が主導して行ったと上に報告していたようなのです。

この話、まだ終わりません。友人は非常に悔しい思いをしたのですが、手柄を奪われた上司に対しては特に楯突くこともなくその後も仕事を続けました。友人は上司に何も悪いことはしていないのに、上司から嫌がらせを受けるようになります。

面倒な雑務をふってくるのは日常茶飯事。重要な周知内容のメールを部署内で友人にだけ送信しないということも度々あったそうです。さらに、友人が親しくしている取引先に上司がわざと誤った情報を伝えてトラブルになり、友人は会社の内外で対応に追われたそうです。そのトラブルのせいで、友人は何も悪いことをしていないのに社内の人事評価に悪影響があり、次年度の昇給がかなわなくなってしまいました。

その上司は非常にプライドが高い人物らしく、部下である友人が自分よりも成果をあげたことについて気に入らなかったのだろうと友人は話していました。それにしても、会社に大きく貢献しているのに評価されないどころか嫌がらせを受けるなんてひどい話ですね。

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